BL版権物の二次創作ブログです。現在『メイド*はじめました』で活動中です。
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名前:うさこ
萌属性:血縁、年の差、アホ子受、ワンコ攻
好き:甘々、主人公総受け
嫌い:イタい子
イチオシ:安元洋貴ボイズ
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2008/04/09 (Wed)
みなさま、こんにちは m(_ _)m
突然ですが今回は新ブランド、Senzから発売された「Daylight -朝に光の冠を 」のプレイ感想を書きたいと思います。
そうなんです、最近更新が滞りがちなのは、これをやっているためなんです(´・∀・`)エヘヘ
(注意)
1.ネタバレ全開です、ゲーム未プレイの方は注意してください。
2.作品を褒めてません。っていうか、その真逆なことが書いてあります。
突然ですが今回は新ブランド、Senzから発売された「Daylight -朝に光の冠を 」のプレイ感想を書きたいと思います。
そうなんです、最近更新が滞りがちなのは、これをやっているためなんです(´・∀・`)エヘヘ
(注意)
1.ネタバレ全開です、ゲーム未プレイの方は注意してください。
2.作品を褒めてません。っていうか、その真逆なことが書いてあります。
Senzは、この「Daylight-朝に光の冠を-」を第一作目として、女性向けゲーム業界に登場した新規メーカーです。
この一作でブランドカラーを表現するなら、「BL風味のゴシックホラーをジャンプのノリでやってます」と言う感じでしょうか。
今後もこういう路線で行くのか、次回からはまったく別の雰囲気になるのかは分かりませんが、とりあえずこの「Daylight~」は、そういったイメージの作品です。
*
まず、目立ったバグはなく、システムはいたって快適です。
(弱小メーカーが多い女性向けゲーム業界では、これが特記事項になるんですよ……)
非アクティブ時にも動作するので、メモ取るのが楽でしたw
*
それから、これはかなり珍しいと思うんですが、ストーリーが台詞と主人公の独白のみで進むという、かなり特異な形態をとっています。
つまり、文章による情景・状況描写がありません。
普通のゲームではよくあるような、「~が僕の腕を掴んだ」とか「窓から光が差し込んだ」とか、そういった描写がいっさいないんです。
でも、それを不自然、不親切、あるいは物足りないと感じることはありませんでした。
むしろ、これは新しい手法だな、面白いな、と感心しました。
だって、これは小説ではなく、ゲームなんですから、むしろそっちのほうが自然なのかもしれません。
新規メーカーの参入によって、こういう風にどんどん新しいテクニックが開発されていくのは、本当に大歓迎ですよね。
*
それから、上記の理由により、シナリオのほぼ100%に声が付いてます。
これも、このゲームのよかった点として、上げておきたい所です。
これぞ正に「フルボイス」です、看板に偽りなしですw
*
絵も好きな雰囲気です。
繊細な線と、透明感のある柔らかい塗りで、非常に好感を持ちました。
*
シナリオもそれほど癖の強い文章と言う訳ではありませんでした。
ただ、私には好きになれないタイプのキャラが多かったので、それが辛かったです。
(このライターさんと、わたしは波長が合わないのかなと感じましたが、もちろんそれは個人の好み次第ですよね)
*
それから、ストーリーなんですが……ここからは、ちょっと辛口になります。
心の準備お願いします。
*
この「Daylight~」は、この種のアドベンチャーゲームに良くあるような、「ハーレム」ゲームでは、全くありません。
ゲームの主眼は常に、主人公「ルカ」がどうやって「生き延びるか」という点にあって、恋愛や、友情と言った登場人物たちの心理には、ほとんど重点が置かれていません。
だから、そう…………実に驚くべきことに、主人公「ルカ」のことを、登場人物達の誰も好きではないんですよ!
こういう「ノリ」、つまり「困難な状況を努力と根性と開き直りで乗り越える」のがストーリーのメインであって、キャラクターの感情は話に説得力を持たせるための添え物という、お話のノリが、実に「ジャンプ」的だなぁ、と私は感じました。
*
これが、女性向けの「ゲーム」ではなく、本当に「ジャンプアニメ」だったとしたら、わたしは作中にチラリチラリと表れる、「それ」っぽい描写にニヤニヤして、さぞ妄想の翼を広げたことでしょうが…………これは「ゲーム」ですよ?
「少年」を対象として作られた、「アニメ」ではなく、「女性」を対象として作られた、「ゲーム」ですよ?
私の気分は「そんな餌で釣られるかっ!」ですよw
*
まあ、「女性向けゲーム」とはいっても、「全年齢」のBL風味ゲームなんで、ある程度、「ジャンプノリ」で話が進んでしまうのは仕方がないのかもしれませんが…………主人公総受け派の私としては、ちょっとつまらないなぁ、って感じでした。
心情のやり取りが薄く、シーンや言動に愛がないのは、やっぱり寂しかったです。
分り易く言えば、「萌えない」ですw
*
さて、この「Daylight~」は「BL風味のゴシックホラーをジャンプアニメのノリでやってます」という雰囲気の作品だと、何度も書きましたよね。
それをもうちょっと詳しく説明すると――――作品背景と話の筋、そして音楽は「ゴシックホラー」、キャラクターの性格設定と話のノリ、そして声の演技は「ジャンプアニメ」――――と、いう感じなんです。
感じなんですが…………これは、聞いただけでわかると思います――――そう、「無理」です。
めちゃくちゃです。
世界観が分裂してます。
プレイ中、ずっとその違和感が抜けませんでした。
かなり、フラストレーションがたまりました。
*
多分、製作者が本当に目指したかったのは「ゴシックホラー」の方向性だったのだと思います。
例えるなら…………ちょっと古いですが、由貴香織里の「カインシリーズ」とか、さらにもっと古いですが、萩尾望都の「ポーの一族」とか、そういう世界を意識していたんじゃないでしょうか。
*
ところが、一体何処をどう間違ったんでしょう。
キャラクター設定と、声優さん達の演技が、ジャンプアニメって…………。
演出ミス?
いや、そんな筈はないですよね。
これはちゃんと計算の上、考え抜かれた末、こういう結果になったんでしょうが…………見事に失敗してます。
世界観が破綻してしまっています。
もったいない!
どっちか一方に空気を揃えておけば、かなりいい作品になったと思うだけに、惜しい!
プロデューサーか、演出家か…………誰の意向でこの方向性が決定付けされたのかは、わたしには分りません。
でも、本当にもったいなくて…………残念です。
*
何故そんなことになったのか。
これはもう推測するしかないんですが、ひょっとしたら「全年齢」を意識しすぎたんじゃないでしょうか。
*
シナリオは明らかに、「ゴシックホラー」で書かれてます。
人食いの話なので、ベスト以外のエンドは、ほぼ全て流血です。
死体の直接描写はありませんが、キャラクターや画面が血塗れになるシーンはてんこ盛りです。
なので、おそらく、これがちょっと行き過ぎたと感じて、声の演出を明るくしたんじゃないでしょうか。
それで何とかバランスを取って、間口を広げようとした結果…………見事に破綻してしまった…………のではないか、と私は想像しています。
*
それでもまあ、シナリオが簡潔で、だらだらと続かないのが救いですw
これが、ほとんど意味のない情景描写や設定説明を延々と続けるようなシナリオだったら、わたしは途中で挫折していたと思います。
*
それでは、「Daylight~」感想の第一回目は、「萌えのないゲームだなぁ」と纏めて、終わりたいと思います。
キャラ別の感想は以後になります。
この一作でブランドカラーを表現するなら、「BL風味のゴシックホラーをジャンプのノリでやってます」と言う感じでしょうか。
今後もこういう路線で行くのか、次回からはまったく別の雰囲気になるのかは分かりませんが、とりあえずこの「Daylight~」は、そういったイメージの作品です。
*
まず、目立ったバグはなく、システムはいたって快適です。
(弱小メーカーが多い女性向けゲーム業界では、これが特記事項になるんですよ……)
非アクティブ時にも動作するので、メモ取るのが楽でしたw
*
それから、これはかなり珍しいと思うんですが、ストーリーが台詞と主人公の独白のみで進むという、かなり特異な形態をとっています。
つまり、文章による情景・状況描写がありません。
普通のゲームではよくあるような、「~が僕の腕を掴んだ」とか「窓から光が差し込んだ」とか、そういった描写がいっさいないんです。
でも、それを不自然、不親切、あるいは物足りないと感じることはありませんでした。
むしろ、これは新しい手法だな、面白いな、と感心しました。
だって、これは小説ではなく、ゲームなんですから、むしろそっちのほうが自然なのかもしれません。
新規メーカーの参入によって、こういう風にどんどん新しいテクニックが開発されていくのは、本当に大歓迎ですよね。
*
それから、上記の理由により、シナリオのほぼ100%に声が付いてます。
これも、このゲームのよかった点として、上げておきたい所です。
これぞ正に「フルボイス」です、看板に偽りなしですw
*
絵も好きな雰囲気です。
繊細な線と、透明感のある柔らかい塗りで、非常に好感を持ちました。
*
シナリオもそれほど癖の強い文章と言う訳ではありませんでした。
ただ、私には好きになれないタイプのキャラが多かったので、それが辛かったです。
(このライターさんと、わたしは波長が合わないのかなと感じましたが、もちろんそれは個人の好み次第ですよね)
*
それから、ストーリーなんですが……ここからは、ちょっと辛口になります。
心の準備お願いします。
*
この「Daylight~」は、この種のアドベンチャーゲームに良くあるような、「ハーレム」ゲームでは、全くありません。
ゲームの主眼は常に、主人公「ルカ」がどうやって「生き延びるか」という点にあって、恋愛や、友情と言った登場人物たちの心理には、ほとんど重点が置かれていません。
だから、そう…………実に驚くべきことに、主人公「ルカ」のことを、登場人物達の誰も好きではないんですよ!
こういう「ノリ」、つまり「困難な状況を努力と根性と開き直りで乗り越える」のがストーリーのメインであって、キャラクターの感情は話に説得力を持たせるための添え物という、お話のノリが、実に「ジャンプ」的だなぁ、と私は感じました。
*
これが、女性向けの「ゲーム」ではなく、本当に「ジャンプアニメ」だったとしたら、わたしは作中にチラリチラリと表れる、「それ」っぽい描写にニヤニヤして、さぞ妄想の翼を広げたことでしょうが…………これは「ゲーム」ですよ?
「少年」を対象として作られた、「アニメ」ではなく、「女性」を対象として作られた、「ゲーム」ですよ?
私の気分は「そんな餌で釣られるかっ!」ですよw
*
まあ、「女性向けゲーム」とはいっても、「全年齢」のBL風味ゲームなんで、ある程度、「ジャンプノリ」で話が進んでしまうのは仕方がないのかもしれませんが…………主人公総受け派の私としては、ちょっとつまらないなぁ、って感じでした。
心情のやり取りが薄く、シーンや言動に愛がないのは、やっぱり寂しかったです。
分り易く言えば、「萌えない」ですw
*
さて、この「Daylight~」は「BL風味のゴシックホラーをジャンプアニメのノリでやってます」という雰囲気の作品だと、何度も書きましたよね。
それをもうちょっと詳しく説明すると――――作品背景と話の筋、そして音楽は「ゴシックホラー」、キャラクターの性格設定と話のノリ、そして声の演技は「ジャンプアニメ」――――と、いう感じなんです。
感じなんですが…………これは、聞いただけでわかると思います――――そう、「無理」です。
めちゃくちゃです。
世界観が分裂してます。
プレイ中、ずっとその違和感が抜けませんでした。
かなり、フラストレーションがたまりました。
*
多分、製作者が本当に目指したかったのは「ゴシックホラー」の方向性だったのだと思います。
例えるなら…………ちょっと古いですが、由貴香織里の「カインシリーズ」とか、さらにもっと古いですが、萩尾望都の「ポーの一族」とか、そういう世界を意識していたんじゃないでしょうか。
*
ところが、一体何処をどう間違ったんでしょう。
キャラクター設定と、声優さん達の演技が、ジャンプアニメって…………。
演出ミス?
いや、そんな筈はないですよね。
これはちゃんと計算の上、考え抜かれた末、こういう結果になったんでしょうが…………見事に失敗してます。
世界観が破綻してしまっています。
もったいない!
どっちか一方に空気を揃えておけば、かなりいい作品になったと思うだけに、惜しい!
プロデューサーか、演出家か…………誰の意向でこの方向性が決定付けされたのかは、わたしには分りません。
でも、本当にもったいなくて…………残念です。
*
何故そんなことになったのか。
これはもう推測するしかないんですが、ひょっとしたら「全年齢」を意識しすぎたんじゃないでしょうか。
*
シナリオは明らかに、「ゴシックホラー」で書かれてます。
人食いの話なので、ベスト以外のエンドは、ほぼ全て流血です。
死体の直接描写はありませんが、キャラクターや画面が血塗れになるシーンはてんこ盛りです。
なので、おそらく、これがちょっと行き過ぎたと感じて、声の演出を明るくしたんじゃないでしょうか。
それで何とかバランスを取って、間口を広げようとした結果…………見事に破綻してしまった…………のではないか、と私は想像しています。
*
それでもまあ、シナリオが簡潔で、だらだらと続かないのが救いですw
これが、ほとんど意味のない情景描写や設定説明を延々と続けるようなシナリオだったら、わたしは途中で挫折していたと思います。
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それでは、「Daylight~」感想の第一回目は、「萌えのないゲームだなぁ」と纏めて、終わりたいと思います。
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