一人墜落（0）-大貴×裕太-[前書と後書と解説に代えて]

数多（あまた）の無垢な乙女にトラウマを植え付けたBLゲー史上最狂の呼び声も高い、コイビト遊戯の和泉澤大貴君が主役のお話です。
私も多くの乙女たちの例に漏れず、大貴君の狂いっぷりにトラウマを受けた一人でして、この話はそのトラウマを解消すべく書いたものです。

いやー、なんとか裕太を助け出せて、自分でほっとしましたｗ
よかったねー、裕太。
お兄ちゃんが助けてくれたよ。（;´Д⊂）

そう、もうお気付きでしょうが、私の本性は「周平×裕太」です。
自己紹介欄にもあるとおり、血縁で萌えますからｗ
諒も「幼馴染」というおいしいポジションですが、執着の年季の入り方が違うので、私の裕太はお兄ちゃんにあげたいと思いますｗ
だって、他のルートでのお兄ちゃんの心境を想像すると……マジで恐いです。（ﾟдﾟlll）
このお兄ちゃんは、キレて何するか分かりません。
なにしろ裕太にイタズラしそうになった変質者を闇討ちして、半殺しにした男ですから……。
あのとき周平は、犯人を殺すつもりで襲ったと思います。
きっと、ニュースで死んでなかったと聞いて「チッ、あれでもまだ生きてたのか」とか、思ってそうです。(((ﾟДﾟ)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ
だから諒にはかわいそうですが、裕太への恋心は、初恋の甘酸っぱい思い出として封印して、一番の仲良し、生涯の親友という存在でいてください。
（じゃ無いとお兄ちゃんに殺されちゃうよｗ）
*
何しろこの「一人墜落」は、私が始めて書いた長編でして、至らない部分、説明不足な部分、多々ご不満な点がお有りかとぞんじますが、広い心で暖かく見ていただければ幸いです。m(_ _)m
10話にも及ぶ長いお話となりましたが、書き上げた今は「狂った大貴から、かわいそうな裕太を助け出す」という、当初の自分の意識が少し変わったような気がします。
なんだか、書いているうちに大貴がだんだんと愛おしく思えてきてしまいました。
（本作中の大貴があんまり鬼畜じゃないのは、たんに私の力不足ですが……）
だから本当は、大貴を警察にとっ捕まえさせる予定だったのですが、逃がしてしまいましたｗ
あの後、大貴は一人雨に打たれて、呆然と立ち尽くしていると思います。
*
それでは蛇足になりますが、一話づつ簡単な解説を。
掲載順と、お話内の時間がバラバラなので、時系列に並べなおしてみました。（読んで頂くのは掲載順で問題ありません）

┌(水曜日)ゲーム話：和泉澤家へ来た裕太に、大貴の魔手が…。
├(06)伯父との食事から戻った櫻井が、大貴の仕打ちに驚愕します。
├(05)櫻井がアリバイ作りのため諒へ電話。諒はパニックに…。
├(木曜日)
├(04)滝沢が取り巻きから、裕太失踪の話を聞きます。
│櫻井を疑いの目で…。
│
├(失踪一ヵ月後)
├(02)裕太失踪から一ヶ月、とうとう警察は公開捜査に踏み切りました。
│　　櫻井は心中穏やかでいられません。
│　　大貴はむしろその状況を楽しんでいるようです。
│
├(失踪二ヵ月後)
├(08)周平の元に、滝沢から連絡が。
│裕太の行方を掴むきっかけを掴みます。
│
├(失踪三ヵ月後)
├(03)裕太主演三作目を披露しに櫻井の家を訪ねた大貴。
│　　裕太に懸賞金が付いたことを聞かされます。
├(01)裕太に懸賞金の話をする大貴。
│　　失踪が大きく報道された日を思い出します。
├(09)周平が裕太を取り戻すため計画を練ります。
├(07)大貴の元に、裕太に会いたいという人物から連絡がきます。
│　　大貴はあまり乗り気ではありませんが…。
└(10)裕太無事救出されます。大貴は裕太を失い、一人ぼっちです。

それでは、最後になりましたが、読んでくださった皆様に感謝と愛を込めて
(　 ﾟДﾟ)⊃旦　オチャドーゾ

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「一人墜落」登場人物一覧　　
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ゲームキャラ
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和泉澤大貴
藍川裕太
藍川周平
櫻井啓寿
滝沢蓮
廣瀬諒
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オリジナル
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鬼瓦面の男（和泉澤組員）
坊主頭の舎弟（和泉澤組員）
芳賀社長（芳賀伊吹父）
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