訪問者2000人突破記念

みなさま、ご訪問いただき、まことにありがとうございます。m(_ _)m
おかげさまをもちまして、訪問者2000人突破となりました。
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はー、なんと、2000ですよ……サイト開設当初は、こんな日が来るとは、夢にも思っておりませんでした……。
そもそも、一作目の「一人墜落」を書いた動機が、大貴エンドで感じたフラストレーションを晴らすという、まあいわば、ノリと勢いみたいなものだったので、こんなに長く（といっても三ヶ月ですがｗ）、「コイビト遊戯」一本で書き続けているとは……自分でも驚きです。
これも、応援してくださるみなさんのおかげです。
ほんとうにありがとうございます。

ある正月の日
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「裕太！　あけましておめでとう」

「あ、諒！　おめでとう！」

「偶然だな、こんな所で会うなんて、裕太は今日はどうしたの、何か買い物？」

「あ、うん、じいちゃん家に新年の挨拶に行くところなんだけど……諒は？」

「俺も、年始の挨拶回りだよ」

「そっか、諒も大変だね……あ、でもその着物、やっぱり板に付いてて似合ってる、すごくかっこいいよ」

「え、そ、そ、そう……かな……あの……」

「お、藍川に……廣瀬もか？　んだよ、お前ら二人、学校の外でもつるんでるワケ？　お熱いことで」

「！」

「滝沢！　あけましておめでとう！」

「ハッピーニューイヤー！　裕太ちゃ～ん」

「わ、KOKIさんも一緒だったんですか！　おめでとうございます」

「うふ、そうなの☆　私たち、年越しのカウントダウンパーティーの帰りなのよ」

「藍川、お前、暇だったんなら、誘ってやったのに」

「そうよ～、来ればよかったのに！　年越しの瞬間は、誰とキスしても良いっていう、ステキなルールがあるんだから、アタシ裕太ちゃんとしたかったわ」

「「！」」

「そ、そうなんですか……？」

「光貴、お待たせ……と、あれ、藍川君じゃないか。やあ、新年おめでとう」

「和泉澤さん、おめでとうございます！　……わあ、その着物、かっこいいですね！」

（ゆ、裕太……そんな、着物だったら誰でも良いのか……？）

「そう？　どうもありがとう。ウチの商売柄、こういう形にこだわる連中が多くてね」

「はあ……製薬会社って、意外と古風なんですね……？」

「ふふふ……あ、そうだ、いいこと思いついた、藍川君、今からウチに来ない？　こういう格好した連中が、たくさん集まってくるよ」

「え？　あの……」

「さっすが、大貴ニイ！　グッドアイデアね！　いらっしゃいよ、裕太ちゃん。見栄っ張りな連中だから、カワイイコには、お年玉はずんでくれるわよ」

「あ、その、えーっと……」

「「ダメだ！！」」

「「……なんか言った？」」

「「だ、だか、ら…………」」

「裕太、ここにいたのか、探したぞ」

「兄ちゃん！」

「うん？　お友達か？」

「あ、えーっとね、この人は滝沢のモデル仲間のKOKIさんで、こっちがKOKIさんのお兄さんの、和泉澤大貴さんだよ」

「そうか、どうも、あけましておめでとうございます。今年も、弟と仲良くしてやってくださいね」

「もーう、また兄ちゃんはそうやって……」

「俺はお前の兄貴なんだから、挨拶するのは当然だ」

「そ、それは……」

「さ、裕太、もういいだろ、行こう」

「あ、うん……そ、それじゃあ、皆ここでゴメンね、俺行かなきゃ、バイバイ」

「裕太、手」

「えー、俺もう子供じゃないんだから、手なんか繋がなくても大丈夫だよ」

「何言ってるんだ、さっきだって、迷子になったくせに、俺がどれだけ探したと思ってるんだ」

「うー、ごめんなさい」

「わかればいいんだよ。さ、いい子だから、手を出して」

「はーい」

「「…………」」

「「…………」」

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アハ！　そうです、また、兄オチですｗ
マンネリでごめんなさい、だって、わたしは周平×裕太なんですものｗ
次のキリバンは2500です、なにかリクエストあればどうぞ。