BL版権物の二次創作ブログです。現在『メイド*はじめました』で活動中です。
自己紹介
名前:うさこ
萌属性:血縁、年の差、アホ子受、ワンコ攻
好き:甘々、主人公総受け
嫌い:イタい子
イチオシ:安元洋貴ボイズ
サイトバナー:リンクフリーです
↓ご自由にお使いください
↑姉妹サイトです(全年齢)
メールフォーム
[PR]Samurai Sounds
最古記事
(10/25)
(10/26)
(10/27)
(10/28)
(10/29)
最新記事
(09/27)
(09/21)
(09/16)
(09/14)
(09/07)
最新コメント
[04/05 khh]
[11/08 スガイ]
[02/05 晶 旭]
[01/02 佐倉。]
[12/28 これから買います]
2008/01/10 (Thu)
ゴダイヴァ夫人の裸を盗み見た仕立て屋のトムは、天罰を受けて失明した。
この世で最後に目にした婦人の体は、哀れなトムの脳裏に焼きついて、生涯彼の胸を焦がし続けたに違いない。
*
『……う、りょう……あ、諒……ダメだよ……こんな、こと……』
そんな否定の言葉とは裏腹に、裕太の体は熱を持ったように火照り、ほとんど日に当たらない真白な肌は、欲情の汗でしっとりと濡れていた。
俺は、ゆうた裕太と、ただひたすらにその名前を連呼して、自分よりも細く小さな体に、夢中でしがみついた。
裕太の体は想像以上に柔らかで、恐る恐る指を潜らせた奥は、ぬるりと湿って暖かかった。
二、三度内側の壁を擦りあげるようにして刺激すると、裕太は堪え切れないと言ったように、鼻にかかった甘い悲鳴を上げて、前をふるりと立ち上がらせた。
俺は、その先端にぷくりと露が滲でくるのを目にしたとたん、腹の底から突き上げるような、異様な興奮が湧き上がってくるのを感じた。
砂漠で乾いた旅人のように、はあはあと息を荒くしながら、俺はとろりと零れて来た蜜を舐め取ろうと、舌を突き出した。
裕太の若茎は、俺の唇が待ちきれないと言うように、ゆらりゆらりと淫らに揺れて、開放をねだった。
『諒……ねえ、りょう、お願いだから……もう……』
ああ……ゆうた、裕太……。
この世で最後に目にした婦人の体は、哀れなトムの脳裏に焼きついて、生涯彼の胸を焦がし続けたに違いない。
*
『……う、りょう……あ、諒……ダメだよ……こんな、こと……』
そんな否定の言葉とは裏腹に、裕太の体は熱を持ったように火照り、ほとんど日に当たらない真白な肌は、欲情の汗でしっとりと濡れていた。
俺は、ゆうた裕太と、ただひたすらにその名前を連呼して、自分よりも細く小さな体に、夢中でしがみついた。
裕太の体は想像以上に柔らかで、恐る恐る指を潜らせた奥は、ぬるりと湿って暖かかった。
二、三度内側の壁を擦りあげるようにして刺激すると、裕太は堪え切れないと言ったように、鼻にかかった甘い悲鳴を上げて、前をふるりと立ち上がらせた。
俺は、その先端にぷくりと露が滲でくるのを目にしたとたん、腹の底から突き上げるような、異様な興奮が湧き上がってくるのを感じた。
砂漠で乾いた旅人のように、はあはあと息を荒くしながら、俺はとろりと零れて来た蜜を舐め取ろうと、舌を突き出した。
裕太の若茎は、俺の唇が待ちきれないと言うように、ゆらりゆらりと淫らに揺れて、開放をねだった。
『諒……ねえ、りょう、お願いだから……もう……』
ああ……ゆうた、裕太……。
「……た、裕太…………ゆう、た――――!」
がばっと、布団から跳ね起きた俺の全身は、汗でぐっしょりと濡れていた。
俺はまるでグラウンドを駆けた後のように肩で息をしながら、夢の残骸に汚れた下着の感触に自己嫌悪のため息をついた。
「……最低だ……」
もう何度、こうした朝を迎えたのか、もはや数えることも出来ない。
俺はその度に、自分がとてつもなくヨゴれた、きたならしい存在であると思い知らされるようで、地面の底にめり込むほど落ち込んだ。
こんな日は裕太に会うのが辛い。
裕太の、あの真っ直ぐで疑いのない笑顔を向けられると、俺は申し訳なさでいたたまれなくなる。
「ゴメン……裕太」
俺はここにはいない幼馴染に謝罪しながら、やけにリアルに残っている柔らかな肌の感触を拭い去ろうと、掛け布団のシーツに手のひらを擦りつけた。
しかし、「諒」と甘えたように舌足らずな調子で名前を呼んだ裕太の声だけは、耳の奥にこびり付いて、どんなに頭を振っても、額をこぶしで叩いても、どうしても追い出すことができなかった。
がばっと、布団から跳ね起きた俺の全身は、汗でぐっしょりと濡れていた。
俺はまるでグラウンドを駆けた後のように肩で息をしながら、夢の残骸に汚れた下着の感触に自己嫌悪のため息をついた。
「……最低だ……」
もう何度、こうした朝を迎えたのか、もはや数えることも出来ない。
俺はその度に、自分がとてつもなくヨゴれた、きたならしい存在であると思い知らされるようで、地面の底にめり込むほど落ち込んだ。
こんな日は裕太に会うのが辛い。
裕太の、あの真っ直ぐで疑いのない笑顔を向けられると、俺は申し訳なさでいたたまれなくなる。
「ゴメン……裕太」
俺はここにはいない幼馴染に謝罪しながら、やけにリアルに残っている柔らかな肌の感触を拭い去ろうと、掛け布団のシーツに手のひらを擦りつけた。
しかし、「諒」と甘えたように舌足らずな調子で名前を呼んだ裕太の声だけは、耳の奥にこびり付いて、どんなに頭を振っても、額をこぶしで叩いても、どうしても追い出すことができなかった。
PR
この記事にコメントする
ブログ内検索
注意事項
必ず最初にお読みください
成人を対象とした作品の二次創作物を含みます。
作中登場する組織名、人物名等は創作であり、実在のものとはいっさい関係ありません。
オンラインのみで活動中です。オフラインで活動する予定はありません。
作中登場する組織名、人物名等は創作であり、実在のものとはいっさい関係ありません。
オンラインのみで活動中です。オフラインで活動する予定はありません。
商品紹介
コイビト遊戯・しおり-短編・他-
コイビト遊戯・しおり-長編-
長編
一人墜落[大貴×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
蛇の林檎[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
クリスマスの箱舟[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
深呼吸[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ピーピング・トム[周平×裕太+諒]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
日々是好日[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
災いの黒幕[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ワガママ[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
プロメテウスの[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
携帯と夏休み[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
依存症[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
一人墜落[大貴×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
蛇の林檎[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
クリスマスの箱舟[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
深呼吸[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ピーピング・トム[周平×裕太+諒]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
日々是好日[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
災いの黒幕[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ワガママ[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
プロメテウスの[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
携帯と夏休み[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
依存症[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)