訪問者12000人突破＆一周年記念

みなさま、ご訪問いただき、まことにありがとうございます。m(_ _)m
おかげさまをもちまして、訪問者12000人突破となりました。
*
一周年です！
このブログを初めて、ちょうど一年経ちました！
これまで続けてこられたのは、ひとえに応援してくださる皆さんのおかげです。
*
なにしろ私は――何度も書きますが――、大貴エンドのフラストレーションを晴らすために、『コイビト遊戯』の二次創作を始めたので、最初のうち、一本か二本書いたら、すぐに別の――ゲームかマンガか、あいるいは小説でも、何でもいいんですが……とにかく、どんどん他のジャンルへ移って行くつもりだったんです。
そもそも、このブログ自体が、その時その時、自分の気に入ったものをこだわりなく、気ままに書くための場所として作ったものだったんです。
ところがですね、最初に書いた二本（『一人墜落』とその続編である『蛇の林檎』）が、ありがたいことに、思いのほか好評でして、その応援に背中を押されるように、今日までとうとう、『コイビト～』一本で書き続けてきてしまいました。
しかし、まあ書きも書いたり、これまでの『コイビト～』関連エントリーは、全部で139ですよ！
ひえ～……自分でもびっくりですｗ
*
なんだか、一話書くごとに「じゃあ、あれはどうなんだろう？」「こっちは、どうなってるんだろう？」と、次々広がってくる妄想に従って、筆の向くまま、気の向くまま……心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば……なんて例えは、幾らなんでもおこがましいですがｗ
要するに、自分の好きなように、思うままに書いてきた妄想を、こうして皆さんに読んで頂けて、更に評価や感想まで頂けるなんて……本当に、もう「ありがとうございます」としか、言いようがないです。
これまで、訪問してくださった皆さん、感想くださった皆さんに、心から感謝と、そして、お礼を申し上げます。　m(_ _)m　
*
さて、と。
ところで、なんですが、『コイビト～』のドラマCD、7月頃に発売延期の知らせがあって以来、うんとも、すんとも……全然、動きがありませんね。
でもまあ、私は基本的に、「裕太総受け」派の「周平×裕太」推称組なので、今回のCDが「諒（受け）」「滝沢」「大貴」の三枚と決まった時点で、実は、大半の興味を失ってます。
発売を本気で心待ちにして、今日か明日か、とイライラしている人には申し訳ないんですが、個人的には、CDが出るという話も、それが延期になったと言う話も、何か……「自分とは関係ない別世界の話だな」というような、ちょっと遠い場所の天気予報を聞かされているような……まあ、そんな、どこかぼんやりした心持です。
とはいっても、諒・滝沢・大貴の三人は人気投票のトップ3ですから、きっと発売を楽しみにしている人は、多いんでしょうね。
裕太を除けば、下から数えて3番目と言う不人気キャラ（周平ｗ）をイチオシしている立場から見ると、そんな苛立ちも羨ましい限りです。
ですから私なんかは、今回の発売延期も、情報が何も出てこないのも、「これはひょっとして、出番のない不人気キャラが妬んで、呪いをかけているのでは？！」と、勝手に妄想して遊んでますｗ
*
そうそう、もちろん出番のないキャラといったら、まず兄ですよね！（ｗ）
そして、櫻井と芳賀。（光貴はちょこっとあるらしい）
でも芳賀は、そういった不満は「呪い」と言うよりも、むしろ「ちくしょぉぉー！！」とかいって、夕日に向かって駆けることで解消しそうだから、パスでｗ
というわけで、残りは、兄と櫻井……。
うーん、兄の呪いも凄そうですが、櫻井の呪いも強烈そうですねｗ
兄の「呪い」はきっと、自分の持ってる社会的地位とか、経済力を背景にした政治的、経済的プレッシャーか、あるいは、金属バット的実力行使（ｗ）だと思うんですが、櫻井の「呪い」はきっと、ブードゥーとか真言密教とかを本格的に研究して、マジ「呪い」しそうで……怖いｗｗ
性質の悪さで言えば兄の方が上ですが、気味の悪さで言ったら櫻井のほうが上ですねｗ（←100%勝手な妄想です）
PIL/SLASHのスタッフの皆さん、くれぐれも、お体にはお気をつけて、頑張ってください！
*
と言う訳で、今回のおまけ話は、『不人気キャラの呪い……』ですｗ
（注意）発売延期をちゃかすような内容になっています。
CDを本気で楽しみにしている方、もし気分を害されたら申し訳ありません。
「馬鹿なヤツが馬鹿な妄想をしてる」と、笑って流していただければ幸いです。

『不人気キャラの呪い……』
*

「裕太、ドラマCDの台本が届いたらしいな」

「うん、届いたよ？」

「よし、じゃあ、兄ちゃんに見せてごらん」

「え？　な、なんで……」

「なんでじゃないだろ、裕太。 内容に問題がないか、兄ちゃんが確認してやるって言ってるんだよ」

「そっ、そんなこと、しなくていいよっ！」

「いいや、お前は世間知らずなところがあるから心配なんだよ。 おかしな部分がないか、兄ちゃんが確認してやる」

「だ、ダメっ！　絶対、ダメっ！！ 見せない！」

「裕太」

「っ――」

「裕太。 兄ちゃんを困らせるんじゃない」

「うぅ……」

「さぁ、いいこだから。 兄ちゃんのいう事を聞いて。 な？」

「ダ、ダ、ダ…… ダメったら、ダメったら――、ダメなのーーー！！！」

「あっ、こらっ！　裕太！ どこ行くんだ！　待ちなさい！」

*

「はぁ、はぁ、はぁ――。 良かった、なんとか兄ちゃん振り切ったみたいだ……」

「どうした、藍川……こんな所で」

「わぁっ！？ って……なんだ、櫻井か」

「走ってきたようだが…… 手に……何を抱えてるんだ……？」

「ああ、これ。今度出るドラマCDの台本。 これ、兄ちゃんに取り上げられそうになったから、逃げてきたんだ」

「台本か…… ちょっと見せてもらってもいいか……」

「え？　あ、うん、いいけど……」

「……なるほど、これは確かに、お兄さんが怒り出しそうな内容だな……」

「やっぱり？　櫻井もそう思う？ オレも思ったんだよ、これ兄ちゃんに見せたら、絶対、大変なことになるって」

「ああ、見せなくて正解だったな」

「だよね？ うぅ、これどうしよう……もう家には持って帰れないし」

「……よかったら、俺が預かっておこうか……」

「え？！　いいの？！」

「ああ、俺が収録日まで保管しておく……」

「わ、ありがとう！　櫻井！」

「…………」

*

「ただいまー」

「ああ、おかえり、裕太。 ちょうど今、PIL/SLASHから電話があったところだよ」

「え、PIL/SLASHから？　なんだろ、何の用だって？」

「それが、スタッフ全員、急病でダウンしたそうだ」

「えぇ？！　急病？！」

「ああ、それでCDの収録が延期になったと、伝えて欲しいとのことだった」

「…………」

「なんだ、裕太？ 何か兄ちゃんに言いたそうな顔をしてるな」

「……兄ちゃん……まさか、 また変なこと……したんじゃないよね……」

「変なこと？　何だそれは」

「だ、だから……CDの発売を中止させるために、 よく分かんないけど……何か、変な薬飲ませたりとか……」

「はっはっはっ、何言ってるんだ、裕太。 兄ちゃんがそんなことするはずがないだろ？」

「だ、だよね……いくら、兄ちゃんでもそんなこと……」

「ああ、俺だったらそんな面倒臭い方法は取らないよ。 ちょっと取引銀行に圧力を掛けて、口座を凍結させればいいだけなんだから」

「…………」

「これをやられれば、大抵の企業は三日で音を上げるからな。 その方がずっと簡単だろ？」

（やっぱり……櫻井に台本預けて良かった……）

*

「……ぶつぶつぶつぶつ……」

「啓寿……？ これは一体……今度は、何をはじめるんだい」

「大貴、その円を踏むな……。 そこは、贄を捧げるための神聖な結界だ……」

「ニエ……これが？ 蜘蛛に、ムカデに、ヒキガエルに…… これは、なんだろ……」

「乾燥させたヤギの尾だ」

「ああ、ヤギの尻尾か……。 で、こんな気持ち悪もの、何に使うんだい」

「……興味があるなら、それを読め」

「これ？　えーっと、なになに…… 『ブードゥーの呪いと神秘』、『生贄の魔術』、『呪術体系・呪法論理学』………… 誰か、呪い殺すつもり？」

「……殺しはしない…… ちょっと、苦しんでもらうだけだ」

「啓寿……お前って、ホントに 根暗で陰険で……気色悪いやつだよね」

*
なんか最近、櫻井がギャグ要員になってきてますｗ
やっぱり、いじめられっ子キャラなので、いじりやすいんでしょうかｗ
櫻井ファンの方、キャラ崩壊させてごめんなさい！
ギャグです！　冗談です！　怒らないでね！