BL版権物の二次創作ブログです。現在『メイド*はじめました』で活動中です。
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名前:うさこ
萌属性:血縁、年の差、アホ子受、ワンコ攻
好き:甘々、主人公総受け
嫌い:イタい子
イチオシ:安元洋貴ボイズ
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2007/12/19 (Wed)
「裕太、お前、今朝、滝沢と何はなしてたの」
いつも通り、裕太と二人で机を並べて昼食を取っていた諒は、なるべく詰問調にならないように注意しながら、そう質問した。
裕太の様子が何だかおかしいのは、絶対に滝沢のせいにちがいないと、諒は確信していた。
「何って、別に……ただ、女の子の……」
そこまで言いかけて、裕太はハッと口を押さえた。
今朝裕太が滝沢と話していたことといったら、女の子は机と一緒だとか、つきあいに飽き飽きしてるとか、そういう、諒が聞いたら卒倒しそうな内容ばかりだった。
「女の子の?」
諒の、言い逃れは許さなぞと言わんばかりの強い視線に、裕太は思わず目を伏せた。
俯いて黙りこんでしまった裕太を見ると、諒は手にした箸をパシリと音を立てて机の上に置いた。
いつも通り、裕太と二人で机を並べて昼食を取っていた諒は、なるべく詰問調にならないように注意しながら、そう質問した。
裕太の様子が何だかおかしいのは、絶対に滝沢のせいにちがいないと、諒は確信していた。
「何って、別に……ただ、女の子の……」
そこまで言いかけて、裕太はハッと口を押さえた。
今朝裕太が滝沢と話していたことといったら、女の子は机と一緒だとか、つきあいに飽き飽きしてるとか、そういう、諒が聞いたら卒倒しそうな内容ばかりだった。
「女の子の?」
諒の、言い逃れは許さなぞと言わんばかりの強い視線に、裕太は思わず目を伏せた。
俯いて黙りこんでしまった裕太を見ると、諒は手にした箸をパシリと音を立てて机の上に置いた。
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2007/12/18 (Tue)
裕太はマンションから一歩出たところで、一つ大きく深呼吸した。
出先に周平から送られた、熱烈なキスの余韻が、まだ裕太頬を赤く染めていた。
「ああー、もう、しっかりしろ、俺!」
突然大声を張り上げた裕太に、通勤途中のサラリーマンが数人、チラリと視線をよこしたが、おそらく係わり合いにならないほうが良いと判断したのだろう、そのまま何もなかったかのような顔をして通り過ぎていった。
裕太は表情を隠すように下を向くと、フラッシュバックのように甦ってくる、周平の手や、舌の動きを追い出そうと、強く頭を振った。
そうして、ほとんど駆け足の速さになって、駅へ向かった。
出先に周平から送られた、熱烈なキスの余韻が、まだ裕太頬を赤く染めていた。
「ああー、もう、しっかりしろ、俺!」
突然大声を張り上げた裕太に、通勤途中のサラリーマンが数人、チラリと視線をよこしたが、おそらく係わり合いにならないほうが良いと判断したのだろう、そのまま何もなかったかのような顔をして通り過ぎていった。
裕太は表情を隠すように下を向くと、フラッシュバックのように甦ってくる、周平の手や、舌の動きを追い出そうと、強く頭を振った。
そうして、ほとんど駆け足の速さになって、駅へ向かった。
2007/12/17 (Mon)
この「心のアルバム」はオムニバス形式で送る短編集です。
便宜上、番号を付けていますが、それぞれ独立した話になっています。
基本的に、個人のモノローグという形でお話は進んで、最後は台詞の掛け合いになって終わります。
「アルバム」と、タイトルにあるように、写真に見立てたイラストとセットになったお話なので、それも一緒にご覧いただけると、より楽しめると思います。
便宜上、番号を付けていますが、それぞれ独立した話になっています。
基本的に、個人のモノローグという形でお話は進んで、最後は台詞の掛け合いになって終わります。
「アルバム」と、タイトルにあるように、写真に見立てたイラストとセットになったお話なので、それも一緒にご覧いただけると、より楽しめると思います。
2007/12/15 (Sat)
おお! ついに、1000の大台突破です!
す、凄いです、こんな日が来るなんて……。
これも、訪問してくださる、皆さまのおかげです、ありがとうございます。m(_ _)m
*
ところでですね、ネタ元のピルスラさんでやってる「キャラクター人気投票」なんですが、中間発表がありましたね……皆さん、ご覧になりました?
キャラのコメントで推測するしかないので、はっきりとは分らないのですが……うう、周平兄、ダメっぽいですね……多分、一位:諒、二位:滝沢、三位:大 貴、四位:周平、って感じじゃないでしょうか……周平兄、意外と人気ない……これはもう、ダメかもわからんね……_| ̄|○
ヽ(`Д´)ノウワァァン!! くそー、いいもん、いいもん! 自分で書くからいいんだもん! 悔しくなんてないやい! ・゚・(つД`)・゚・
……というわけで、わたしはすっかり、涙目なわけですが、皆さんはどうでしょうか、希望はかないそうですか?
*
さて、キリバンおまけ話は「メイド喫茶に憧れて」第六回です。
総受けのはずが、ラスト周平×裕太風味が強くなったのは、上記理由の悔し紛れだと思って、許してください。
それでは、最終回、お楽しみいただければ幸いです。
す、凄いです、こんな日が来るなんて……。
これも、訪問してくださる、皆さまのおかげです、ありがとうございます。m(_ _)m
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ところでですね、ネタ元のピルスラさんでやってる「キャラクター人気投票」なんですが、中間発表がありましたね……皆さん、ご覧になりました?
キャラのコメントで推測するしかないので、はっきりとは分らないのですが……うう、周平兄、ダメっぽいですね……多分、一位:諒、二位:滝沢、三位:大 貴、四位:周平、って感じじゃないでしょうか……周平兄、意外と人気ない……これはもう、ダメかもわからんね……_| ̄|○
ヽ(`Д´)ノウワァァン!! くそー、いいもん、いいもん! 自分で書くからいいんだもん! 悔しくなんてないやい! ・゚・(つД`)・゚・
……というわけで、わたしはすっかり、涙目なわけですが、皆さんはどうでしょうか、希望はかないそうですか?
*
さて、キリバンおまけ話は「メイド喫茶に憧れて」第六回です。
総受けのはずが、ラスト周平×裕太風味が強くなったのは、上記理由の悔し紛れだと思って、許してください。
それでは、最終回、お楽しみいただければ幸いです。
2007/12/14 (Fri)
「兄ちゃん、タバコ止めたの?」
朝食の席で、裕太から唐突にそう質問されて、周平は、思わず、飲みかけたコーヒーを噴出しそうになった。
別に深い考えもなく、何気ない日常会話のつもりでそう尋ねた裕太は、突然むせて激しく咳き込んだ周平に、驚いて目をぱちくりさせた。
「ど、どうしたの、兄ちゃん? 大丈夫?」
そう言って、慌てて椅子から立ち上がろうとした裕太を、周平は片手を挙げて制した。
「大丈夫、なんでもない、ちょっと、コーヒーが熱過ぎただけだ」
周平はそう弁解すると、裕太を安心させるために、少しだけ唇の端を持ち上げて見せた。
裕太は、そんな兄の笑顔を見て、ほっと胸をなで下ろすと、今度は、それにしても、と不思議そうに首をひねった。
「コーヒー、そんなに熱かった? 俺のは、ちょうどいいけど……」
これも、裕太にとっては他意のない、素朴な疑問に過ぎなかったが、また図らずも、兄の発言の矛盾を突く、鋭い突込みとなって、再び周平を狼狽させた。
「それは……お前のには、ミルクと砂糖が、たっぷり入れてあるからな」
裕太が今飲んでいるカフェオレは、周平と同じ、入れたてのコーヒーに、暖めた牛乳を加えたものだから、それほど温度が違うはずがなかったが、素直な裕太は、その苦しい弁明にすっかり納得した。
「あ、そっか、そうだね、兄ちゃんは、ブラックだからね」
裕太はそう言って、コクコクと小刻みに頭を上下させると、そういえば、と思いついたように来月行われる学園祭について話し出した。
今のちょっとした騒動で、裕太の頭からタバコの話は、すっかり消し飛んでしまったようだった。
周平は裕太の話に相槌を打ちながら、内心でその愛すべき単純さに感謝した。
朝食の席で、裕太から唐突にそう質問されて、周平は、思わず、飲みかけたコーヒーを噴出しそうになった。
別に深い考えもなく、何気ない日常会話のつもりでそう尋ねた裕太は、突然むせて激しく咳き込んだ周平に、驚いて目をぱちくりさせた。
「ど、どうしたの、兄ちゃん? 大丈夫?」
そう言って、慌てて椅子から立ち上がろうとした裕太を、周平は片手を挙げて制した。
「大丈夫、なんでもない、ちょっと、コーヒーが熱過ぎただけだ」
周平はそう弁解すると、裕太を安心させるために、少しだけ唇の端を持ち上げて見せた。
裕太は、そんな兄の笑顔を見て、ほっと胸をなで下ろすと、今度は、それにしても、と不思議そうに首をひねった。
「コーヒー、そんなに熱かった? 俺のは、ちょうどいいけど……」
これも、裕太にとっては他意のない、素朴な疑問に過ぎなかったが、また図らずも、兄の発言の矛盾を突く、鋭い突込みとなって、再び周平を狼狽させた。
「それは……お前のには、ミルクと砂糖が、たっぷり入れてあるからな」
裕太が今飲んでいるカフェオレは、周平と同じ、入れたてのコーヒーに、暖めた牛乳を加えたものだから、それほど温度が違うはずがなかったが、素直な裕太は、その苦しい弁明にすっかり納得した。
「あ、そっか、そうだね、兄ちゃんは、ブラックだからね」
裕太はそう言って、コクコクと小刻みに頭を上下させると、そういえば、と思いついたように来月行われる学園祭について話し出した。
今のちょっとした騒動で、裕太の頭からタバコの話は、すっかり消し飛んでしまったようだった。
周平は裕太の話に相槌を打ちながら、内心でその愛すべき単純さに感謝した。
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成人を対象とした作品の二次創作物を含みます。
作中登場する組織名、人物名等は創作であり、実在のものとはいっさい関係ありません。
オンラインのみで活動中です。オフラインで活動する予定はありません。
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