BL版権物の二次創作ブログです。現在『メイド*はじめました』で活動中です。
自己紹介
名前:うさこ
萌属性:血縁、年の差、アホ子受、ワンコ攻
好き:甘々、主人公総受け
嫌い:イタい子
イチオシ:安元洋貴ボイズ
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2008/12/15 (Mon)
↑って言わせたかっただけ…ホントは。ゴメンね裕太w
でも、兄ちゃんはきっと鼻血ふいてるよwwこのお話は、「怒った兄ちゃんが見たいなー」と思って書きました。
私は根っからの甘々好きなんで、「弟を甘やかしまくる兄」という周平のポジションが大好きなんですよ。
でも、本当のところ、周平の本質はそういった「甘い」部分よりも、むしろ普段は隠している「怖い」部分にあるんじゃないかなー、と思ってます。
*
あ、「怖い」と言ったって、別に周平が暴力的だと言ってるわけじゃありませんよ。
そりゃまあ確かに、周平には「金属バット」という最終兵器(w)があるわけですが、でも、それは裕太を守るための一つの手段であって、その行為が裕太に対して向けられることは絶対ないですよね。
ですから、裕太にとっての周平の「怖さ」というのは、そういった肉体的脅威ではなく、もっと精神的な……精神的、というのもちょっと違うかな……実質的……?
うーん、なんと言うんでしょうか……「逃げられない怖さ」とでもいいましょうか、こう……「蜘蛛の巣にかかった蝶が感じる恐怖」というか、「アリ地獄に落ちたアリが感じる恐怖」というか……え、こんな例えじゃ余計分かりにくいですか?
そうですね……えーっと、それではなぜ私が、突然こんな話を始めたかといいますとね。
実は、私がコイビトを薦めた友人達の中に、一人だけ周平のことを「大っ嫌い!」と言う子がいるんですよ。
もちろん周平がイチオシの私は「えーなんでー」と、不満たっぷりでその理由を聞いたわけなんですが、彼女いわく「だって逃げられないでしょ」とのこと。
私はこれを聞いて、「あー、なるほどー」と、ちょっと納得してしまったんです。
*
確かに、裕太は周平からは――周平から“だけ”は、逃げられないんですよね。
他のルートでは、バッドエンドも含めて、裕太が“そこ”から抜け出せる可能性は十分にあるわけですよ。
だって、周平がいますからね。
周平の存在と言うのは、ハッピーエンドをブチ壊しにされる危険性を孕んでいるのと同時に、どんなに最悪なラストでも「きっと、兄ちゃんが助けに来てくれるはず」という最後の希望でもあるわけです。
でも、周平ルートではその可能性がないんですよね。
一度捕まれば、もう永久に助けはこない。
逃げ場がない、逃げられない…………。
裕太の立場からすると、これは相当怖いですよ。
*
27歳の周平なんて、社会的にはまだほんの若造ですが、それでも、ようやく義務教育を終了したばかりの裕太から見れば、遥かに年上で、力も、知識も、社会的地位もあって、到底敵いっこない……と、思い込めるだけの圧倒的存在に感じられることでしょう。
そして、かつ家族であり、実の兄であり、保護者であるとくれば、これはもう……逃げられっこありません。
たぶん裕太の持ってる能力では、本気で、全身全霊で、あの小さな頭で考え付く、ありとあらゆる手段を用いて抵抗しても……きっと、周平には負けてしまうんです。
周平の怖さと言うのはつまり、そういう「怖さ」なんです。
……どうでしょう、こんな説明で、分かってもらえました?
*
でもね…………でも、でも、でも……ですよ。
私が声を大にして言いたいのは――――「でも、周平のソコがイイィィんだよぉぉっっ!!!」…………って、ことなんですw
裕太の全てを飲みつくし、食らいつくす、ブラックホールのような愛!
まさに、モンスター!
優しさの裏に潜む、狂気……そうです、狂気こそが、狂気こそがっ、狂気こそがっっ――――!!
……ハァハァ、すいません、また興奮しすぎました。
つまり、狂気こそが兄の本領なんじゃないかな……と、私はそう思うわけです。
通常なら周平は、裕太に対して甘い顔しか見せませんから、裕太自身がその「狂気」に気が付くことはないでしょう。
でも、その穏やかな日常の裏には、常に紙一枚の危うさで「監禁飼育」の危険性が潜んでいるのだと言う、このドキドキ感がもう、もう……たまらなく――萌えるんですww
*
と、いうわけで、そんな周平の狂気を発揮させるためには、やっぱり怒らせるしかないでしょう?
ですから、このお話でちょっと周平を怒らせて見ようかなー、と思ったわけですが……でも、ダメでしたねw
あんまり、怒ってもらえませんでした。
「兄ちゃんモンスター化計画」失敗ですw
うむむむ……あの兄ちゃんをキレさせるのは、なかなか至難の業ですね。
だって、周平は基本裕太以外に興味がないので、怒るとしたらやっぱり、裕太に関することでしょう?
ところが「兄ちゃんフィルター」を通すと、裕太のすることなすことが「かわいいなぁ~」に変換されてしまうので、これがまったく、怒りようがないんですよw
*
ですからね、もし周平が怒るとしたら、それはどんなときだと思いますか。
裕太の大抵のワガママなら、周平は余裕で受け入れるか、笑って受け流すかのどちらかで済んでしまいそうでしょ?
だから、そうだな……例えば、裕太が「他に好きな男ができたから別れて」とか言ったらどうでしょう、これはさすがにキレるんじゃないでしょうか。
え? ちょっと、設定に無理がありすぎですか?
それは……まあ、確かにそうなんですけどw
でも、周平が裕太に対して怒るとしたら、やっぱり、そういう時だけじゃなかと思うんですよ。
つまり、裕太が自分から離れてしまう……と、そう感じたとき、周平はモンスター化するんじゃないでしょうか。
*
まあ裕太は、可愛い可愛いアホっ子(w)なんで、自分がそういう危うさの中で生きていることには、一向に気が付いていないんですがね。
いやいや、気が付いてないどころか、逆にむしろ挑発すらしてるんで……ホント、アホっ子に怖いものなし、アホっ子最強ですw
そうそう、今回書いていて一番楽しかったのも、まさにそういう、裕太のボンヤリさんぶりでした!
*
あ、それから、光貴と対決する場面で、「未成年が酒飲むな」みたいなことを、周平に言わせてますが、あれはワザとです。
ゲーム中で、裕太にワイン飲ませようとしてた男が何を言ってるんだ、と思われたかもしれませんが、私は周平って平気でそういうことするヤツだと思ってます。
つまり、周平は自分を棚に上げて真顔で相手を批判できるような、傲岸不遜で、厚顔無恥で、心臓に毛が生えた、嫌なヤツ……って、あれ、なんか、諒が言いそうなことを言ってしまいましたw
でも、やっぱり周平は「俺は特別だからいいんだ」と、きっと本気で思ってますよw
*
それでは蛇足になりますが、一話づつ簡単なあらすじを。
(01)祖父と昼食を取る周平、本社への栄転に謝辞を述べます。
(02)メンズ館オープンを控え、周平は裕太との10年後を考えます。
(03)周平の内に潜むモンスターの存在に、裕太は気が付きません
(04)土曜も授業があることの不満を、裕太は諒に愚痴ります。
(05)ショーだと滝沢に連れ出された裕太、光貴の登場に驚きます。
(06)裕太が心配な周平は、なんとかパーティーを抜け出しました。
(07)光貴に女装させられる裕太、滝沢も楽しそうです。
(08)周平に気が付いた光貴、裕太は怖がっています。
(09)裕太を挟んで、周平は光貴と対決します。
(10)周平のモンスターを、裕太の無意識が静めます。
最後になりましたが、読んでくださった皆様に感謝と愛を込めて
( ゚Д゚)⊃旦 オチャドーゾ
─────────────
「依存症」登場人物一覧
─────────────
ゲームキャラ
─────────────
藍川裕太
藍川周平
廣瀬諒
滝沢連
和泉澤光貴
─────────────
オリジナル
─────────────
藍川兄弟祖父
─────────────
実は、私がコイビトを薦めた友人達の中に、一人だけ周平のことを「大っ嫌い!」と言う子がいるんですよ。
もちろん周平がイチオシの私は「えーなんでー」と、不満たっぷりでその理由を聞いたわけなんですが、彼女いわく「だって逃げられないでしょ」とのこと。
私はこれを聞いて、「あー、なるほどー」と、ちょっと納得してしまったんです。
*
確かに、裕太は周平からは――周平から“だけ”は、逃げられないんですよね。
他のルートでは、バッドエンドも含めて、裕太が“そこ”から抜け出せる可能性は十分にあるわけですよ。
だって、周平がいますからね。
周平の存在と言うのは、ハッピーエンドをブチ壊しにされる危険性を孕んでいるのと同時に、どんなに最悪なラストでも「きっと、兄ちゃんが助けに来てくれるはず」という最後の希望でもあるわけです。
でも、周平ルートではその可能性がないんですよね。
一度捕まれば、もう永久に助けはこない。
逃げ場がない、逃げられない…………。
裕太の立場からすると、これは相当怖いですよ。
*
27歳の周平なんて、社会的にはまだほんの若造ですが、それでも、ようやく義務教育を終了したばかりの裕太から見れば、遥かに年上で、力も、知識も、社会的地位もあって、到底敵いっこない……と、思い込めるだけの圧倒的存在に感じられることでしょう。
そして、かつ家族であり、実の兄であり、保護者であるとくれば、これはもう……逃げられっこありません。
たぶん裕太の持ってる能力では、本気で、全身全霊で、あの小さな頭で考え付く、ありとあらゆる手段を用いて抵抗しても……きっと、周平には負けてしまうんです。
周平の怖さと言うのはつまり、そういう「怖さ」なんです。
……どうでしょう、こんな説明で、分かってもらえました?
*
でもね…………でも、でも、でも……ですよ。
私が声を大にして言いたいのは――――「でも、周平のソコがイイィィんだよぉぉっっ!!!」…………って、ことなんですw
裕太の全てを飲みつくし、食らいつくす、ブラックホールのような愛!
まさに、モンスター!
優しさの裏に潜む、狂気……そうです、狂気こそが、狂気こそがっ、狂気こそがっっ――――!!
……ハァハァ、すいません、また興奮しすぎました。
つまり、狂気こそが兄の本領なんじゃないかな……と、私はそう思うわけです。
通常なら周平は、裕太に対して甘い顔しか見せませんから、裕太自身がその「狂気」に気が付くことはないでしょう。
でも、その穏やかな日常の裏には、常に紙一枚の危うさで「監禁飼育」の危険性が潜んでいるのだと言う、このドキドキ感がもう、もう……たまらなく――萌えるんですww
*
と、いうわけで、そんな周平の狂気を発揮させるためには、やっぱり怒らせるしかないでしょう?
ですから、このお話でちょっと周平を怒らせて見ようかなー、と思ったわけですが……でも、ダメでしたねw
あんまり、怒ってもらえませんでした。
「兄ちゃんモンスター化計画」失敗ですw
うむむむ……あの兄ちゃんをキレさせるのは、なかなか至難の業ですね。
だって、周平は基本裕太以外に興味がないので、怒るとしたらやっぱり、裕太に関することでしょう?
ところが「兄ちゃんフィルター」を通すと、裕太のすることなすことが「かわいいなぁ~」に変換されてしまうので、これがまったく、怒りようがないんですよw
*
ですからね、もし周平が怒るとしたら、それはどんなときだと思いますか。
裕太の大抵のワガママなら、周平は余裕で受け入れるか、笑って受け流すかのどちらかで済んでしまいそうでしょ?
だから、そうだな……例えば、裕太が「他に好きな男ができたから別れて」とか言ったらどうでしょう、これはさすがにキレるんじゃないでしょうか。
え? ちょっと、設定に無理がありすぎですか?
それは……まあ、確かにそうなんですけどw
でも、周平が裕太に対して怒るとしたら、やっぱり、そういう時だけじゃなかと思うんですよ。
つまり、裕太が自分から離れてしまう……と、そう感じたとき、周平はモンスター化するんじゃないでしょうか。
*
まあ裕太は、可愛い可愛いアホっ子(w)なんで、自分がそういう危うさの中で生きていることには、一向に気が付いていないんですがね。
いやいや、気が付いてないどころか、逆にむしろ挑発すらしてるんで……ホント、アホっ子に怖いものなし、アホっ子最強ですw
そうそう、今回書いていて一番楽しかったのも、まさにそういう、裕太のボンヤリさんぶりでした!
*
あ、それから、光貴と対決する場面で、「未成年が酒飲むな」みたいなことを、周平に言わせてますが、あれはワザとです。
ゲーム中で、裕太にワイン飲ませようとしてた男が何を言ってるんだ、と思われたかもしれませんが、私は周平って平気でそういうことするヤツだと思ってます。
つまり、周平は自分を棚に上げて真顔で相手を批判できるような、傲岸不遜で、厚顔無恥で、心臓に毛が生えた、嫌なヤツ……って、あれ、なんか、諒が言いそうなことを言ってしまいましたw
でも、やっぱり周平は「俺は特別だからいいんだ」と、きっと本気で思ってますよw
*
それでは蛇足になりますが、一話づつ簡単なあらすじを。
(01)祖父と昼食を取る周平、本社への栄転に謝辞を述べます。
(02)メンズ館オープンを控え、周平は裕太との10年後を考えます。
(03)周平の内に潜むモンスターの存在に、裕太は気が付きません
(04)土曜も授業があることの不満を、裕太は諒に愚痴ります。
(05)ショーだと滝沢に連れ出された裕太、光貴の登場に驚きます。
(06)裕太が心配な周平は、なんとかパーティーを抜け出しました。
(07)光貴に女装させられる裕太、滝沢も楽しそうです。
(08)周平に気が付いた光貴、裕太は怖がっています。
(09)裕太を挟んで、周平は光貴と対決します。
(10)周平のモンスターを、裕太の無意識が静めます。
最後になりましたが、読んでくださった皆様に感謝と愛を込めて
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作中登場する組織名、人物名等は創作であり、実在のものとはいっさい関係ありません。
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コイビト遊戯・しおり-短編・他-
コイビト遊戯・しおり-長編-
長編
一人墜落[大貴×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
蛇の林檎[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
クリスマスの箱舟[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
深呼吸[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ピーピング・トム[周平×裕太+諒]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
日々是好日[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
災いの黒幕[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ワガママ[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
プロメテウスの[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
携帯と夏休み[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
依存症[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
一人墜落[大貴×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
蛇の林檎[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
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深呼吸[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ピーピング・トム[周平×裕太+諒]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
日々是好日[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
災いの黒幕[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
ワガママ[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
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携帯と夏休み[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)
依存症[周平×裕太]0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10(完)