コイビト遊戯キャラクター考察（1）

コイビト遊戯キャラの私的解釈をつらつらと書いてみようと思います。
第一回は私の一押しカップル、藍川兄弟です。
（ネタバレ全開です。ゲーム未プレイの方は要注意！）

藍川裕太

---

順応性が高く、最終的にはなんでもアリになっちゃう「都合のいい」理想的主人公、裕太です（総受けじゃないのが残念です……）。
声をあててる瀧川大輔（鈴村健一）さんが、超有名ＢＬゲー「学園ヘヴン」の「猿君（滝）」だったので、最初はどうも裕太がかわいく見えなくて困りました。（そう言えば、滝も裕太もいつも腹減らしてるな……）
あ、今はちゃんと裕太が凄くかわいく見えてますよ、特に一番好きなのは、周平エンド「スウィートハニー」で、諒に「甘えん坊になった」と指摘されたときの「そ、そうかな」という返事です。
鈴村さんの言い方が実に絶妙で、「裕太かわいい……(*´Д`)ﾊｧﾊｧ」となってしまいましたｗ
*
でも、そもそもこのゲームで描かれている「裕太」というキャラ自体、いわゆるブリブリのかわいい系ど真ん中という感じではないので、あんまりかわいく見えなくても、それはそれで良いのかもしれませんが……。
あー、だけどなあ、裕太は頭の悪い男子高校生っていう感じのしゃべり方なので、やっぱりそれでちょっと萎えちゃうんですよね、もう少し言葉使いがかわいかったらなあ、そうだっらものすっごいタイプだったんだけどｗ
いやだから、そういうキャラ設定なのでしょうがないというのは、分ってるんですがｗ
私の書くお話では勝手に裕太を自分好みの言葉で喋らせちゃってます。
ごめんね裕太ｗ（例：「腹減った」→「お腹空いた」等）
あ、でもそうでもないのかもしれないと、今書いていて思いました。
当たり前の話ですけど、相手によって言葉使いは変わるので、多分周平兄に対しては、甘えた子供っぽい話し方で問題ないんじゃないかな……（希望的解釈過ぎるかｗ）
*
身長172センチ、体重49キロと、本当なら相当なガリガリ体型ですが、そこらへんは「お話」なんで笑って流しておきたいところです。
だってやだぞ私は、洗濯板みたいにアバラの浮き出た裕太なんてヽ(`Д´)ﾉｳﾜｧｧﾝ!!
多分、身長が165センチぐらいだったらちょうど良いんじゃないかな、というわけで、私の脳内裕太はそれぐらいですｗ
*
それから、兄が札幌から帰ってくるまでバイト三昧だった裕太は、ガソリンスタンドでも働いていたようですが、これは結構きつい仕事ですよ、本当に大丈夫だったのかな……(；´Д`)体弱いのに
東京に帰ってきてからの兄ちゃんの傍若無人振りには、正直私も呆れたので（ｱｯﾋｬｯﾋｬ!ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ㌧㌦! ㌧㌦!　と、腹を抱えて笑ったとも言うがｗ）、裕太の反発は凄く共感できましたが、その後の彼の行動にはまったく共感できませんｗ
なんなんだ、兄を捨てて諒の家に家出するなんてもう私は「ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ」ですよｗ
兄にぶつかれ！　駄々をこねろ！　泣き落とせ！　「イヤイヤ」とかわいくおねだりして見せろ！
そうすりゃあ、裕太には芯から甘い兄は、イチコロだぞｗ
しかしまあ、そんなイライラも、主要キャストを落として兄ルートが出るまでの我慢です。
兄ルート開通すると、オープニングに諒のモノローグが入るんですが、そのもったいぶった説明に「鬼畜兄」への期待が嫌がおうにも高まります、もう(；´Д`)ﾊｧﾊｧですｗ
怒った兄にビビリまくる裕太もかわいいんですが、やっぱり甘えてわがまま言ってる裕太が最高です。
もう、兄がいなくちゃ息も出来ないぐらい、ズブズブに嵌められちゃってください、行くとこまで行っちゃへー　＼(＾o＾)／ﾔﾎｰ


藍川周平

---

制作側も認めるキチガイ男、匂いフェチでスカトロもドンと来いの周平兄です。
CAは氷河流（緑川光）さんです。
この方は、繊細で神経質な感じがする声質なので、周平兄にはなんか違うかなって感じました。もっと落ち着いて大人っぽい、包容力を感じさせる声（平川大輔さんみたいなｗ）だったら大満足だったのですが……。
あ、誤解の無いように言っておきますが、緑川さんが嫌いなわけじゃありませんよ、キャラとあってないと感じただけです。
乙女ゲーですが「バトラーズ」の右京真治なんか、すごいはまり役だったと思いますから……そうだな、例えばこの「コイビト遊戯」の中で言うと、櫻井啓寿役とかだと面白かったんじゃないでしょうか、緑川さんなら櫻井の傷つきやすいナイーブな感じを上手く表現してくれたのではと思います。
*
さて、私は兄弟同士のカップリングにまったく抵抗がないので（抵抗どころか「血縁」は私にとって最大の萌えポイントだ(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ）、この周平兄の苦悩は、全然わかりませんｗ
この人、 座右の銘が「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だっていうのに、「常識から外れたことが出来る子じゃない」とか「お前に嫌われたくない」とか、訳のわからん御託を並べてグズグズして、なかなか裕太に手を出しません。ヽ(`Д´)ﾉﾑｷｰ
そんなことしてるうちに、同級生の小僧共にヒョイと横から掻っ攫われてしまうなんて、まったく納得できません（私がｗ）さっさと、ヤっちまえばいいのに！
周平×裕太はベストエンドでもどこか後ろ暗い雰囲気を漂わせていて、製作者側も「兄弟」というハードルを高く設定しているように感じました。
そりゃあ、男女の兄妹なら子供が出来る心配があるので、抵抗があるのは分かりますが、男兄弟で何を悩む必要があるんでしょうか、どうも私にはピンと来ないんですよ（一人っ子だからかな？）、そんなことよりも、男同士ということを問題にしろよと内心で突っ込んでました。
まあ、この現代日本で、いまさら男同士をどうこう言う輩は、差別主義者として人権団体に突き出してやるがｗ
*
バッドエンド「モンスター」では趣味丸出しの変態プレイに走る周平兄ですが、ベストエンド「永遠の月夜」では裕太の頭の匂いをかぐ程度で我慢してますｗ
初Ｈのとき「俺がしたいと思ってるのは、お前が想像もできないような残酷なことなんだ」と裕太に言ってますが、これは単にアナルセックスの事を言っているのではなくて、本当に「もっとひどいこと」だと思います。もちろん裕太はわかってませんがｗ
後朝（きぬぎぬ）の「かわいすぎて閉じ込めたくなる」と言う兄の言葉も、裕太は甘い睦言としか捉えてませんが、もちろん兄が言っているのはそんな言葉のあやではなく、まったくの本気です！m9（・∀・）ﾏﾁｶﾞｲﾅｲ
*
周平と裕太の間には、兄もそう言っていますが、まだ語られていないラブラブエピソードが一杯あるんでしょうね。
私の脳内で彼らの年の差は11歳なので、もう裕太の小学生時代とかを想像すると……ﾊｧﾊｧ　(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ　
単純で疑うことを知らない裕太に、もう兄やりたい放題ｗ
そして裕太だって、きっと兄大好きだったと思うなあー。
周平が会社入って名古屋に転勤になるときなんか、泣いて縋ったことでしょうね、「やだー、兄ちゃん行っちゃやだー、ユウタも連れて行ってー」とか言って、そんで、兄ちゃんは兄ちゃんで抱っこして頬をくっつけて「毎日電話するよ、約束するから」なんて言って……(*´Д`)ﾊｧﾊｧ　
……あっ、大丈夫ですか？　皆さん付いてこれてますか？　Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)ｷｮﾛｷｮﾛ