「マギア・ミスティカ-精霊魔術士-」プレイ感想（1）-朱里-

みなさま、こんにちは　m(_ _)m
突然ですが今回は「コイビト遊戯」をお休みして、去年b_worksから発売された「マギア・ミスティカ-精霊魔術士-」のプレイ感想を書きたいと思います。
そうなんです、最近更新が滞りがちなのは、これをやっているためなんです（´･∀･`）ｴﾍﾍ
（注意）
1.ネタバレ全開です、ゲーム未プレイの方は注意してください。
2.作品を褒めてません。っていうか、その真逆なことが書いてあります。

わたしはb_worksさんの「セラフィム・スパイラル-少年の檻-」が大好きだったので（もちろん、兄総一郎がイチオシですｗ）、この「マギア・ミスティカ」にも結構期待していたのですが……。
つ、つらい……つらいです、一週間かけて、ようやく最初の朱里ルートを攻略できたのですが……もう、挫折しそうです。
ＰＣゲームでこんなに辛いのは、QuinRoseの「ハートの国のアリス」以来です。
（ちなみに「ハートの国のアリス」はペーターだけで、挫折しました……）
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なんなのでしょうか、この居心地の悪さは……。
いや、居心地が悪いとか言う以前に、まず文章が難しすぎて、理解できません……。
はい、もちろんそれは、わたしの頭が悪すぎるせいですね、分ってます、ごめんなさい……でも「セラフィム・スパイラル」の時は、そんなに難解な文章ではなかったと思うんだけどなぁ……。(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
シナリオ書いてらっしゃるのは「マギア～」も「セラフィム～」も同じで、高野克巳さんという方らしいんですが、この五年の間になにか心境の変化でもあったんでしょうか……。
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あ、そうそう、いまさらっと「五年間」と書きましたが、この作品の特筆すべき点は、まさにそこなんですよ。
なんと、この「マギア～」、開発に五年もかかってるんです！　五年ですよ、すごくないですか？
正直、私の心は「この五年間何やってたんだよぉ！」って叫んでるんですが、規模の小さいメーカーが多いＢＬゲーの世界では、ひょっとして、これぐらい時間がかかっても仕方がないんでしょうか……？
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この五年の間にどんな紆余曲折があってこの作品が出来上がったのかは、単なるいちユーザーにすぎない私には、知る由もないことですが、長い時間を待ったからには、それだけの質を期待してしまうのが人情というものじゃありませんか、ねえ？
まあ、それだけ期待値が高くなってしまったので、作品を公平に見ることが出来なくなっているのだということも出来ると思うのですが……。
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（；^ω^）ｱｳｱｳ……まあ、つべこべと、御託を並べるのはこれぐらいにして、まず、メーカー指定の第一攻略対象者、鳳城朱里（ほうじょうしゅり）攻略後の感想をば……。
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「はあ～疲れた」
これがプレイ後の第一声です。
私はファンタジーだろうが、ＳＦだろうが、時代劇だろうが何でもこいの雑食体質なんで、この「マギア～」の世界観についていけないとかそういうことじゃありません。
こういう設定は、別に飛びぬけて独創的とか、まったく新しい発想とかではなく、ファンタジーの世界では、ある意味よくあるタイプの話なんで、世界観を受け入れることが難しかったわけじゃないんです、ないんです……が、ですが……辛い。
それの第一原因はまず、文章の癖が強いこと、そして第二の原因は、この朱里が私の大嫌いなタイプだということにあると思います。
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そう、この朱里の性格を一言で表すなら「捨てられた子供」「愛されなかった子供」とでもいうべきでしょうか……。
いつも不機嫌で、無愛想で、世界に対する不信感に溢れていて、他者と上手く関わることが出来ず、自分が不幸なのは人のせいだと思っていて、それでも強がって虚勢を張って生きている……。
つまり朱里とは、そんな一昔前のジュブナイル小説によくいたような、痛いタイプの人間で……そして最悪なことに、主人公の真名瀬唯（まなせゆい）もまた、これと同じような気質を持つ人間として描かれているんです。
はっきり言って、もうお腹一杯です。
こういうウザいタイプの人間が主人公っていうだけでも、アイタタタなのに、最初の攻略対象までもコレじゃあ、私にとって辛すぎます。
せめて、こういう主人公が苦手な人でも、ホンワカ楽しく作品世界に入っていけるように、最初に攻略可能な人間を、複数人用意しておいて欲しかった。
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とにかくもう、この「マギア～」の世界に入るための、最初のパートナーが朱里ってだけで、もうわたしはゲームを続けるのが苦痛で、苦痛で、仕方がありませんでした。
全部未読だから、スキップできないし、文章は難解で理解に時間がかかるし、ボイスもないから単調で飽きてくるし、戦闘シーンだけは無意味に凝った作りで意味不明だし……っと、なんだか、へんな愚痴になってきてしまいましたが、要するに、全然タイプじゃない朱里に、延々と付き合う羽目になって、わたしはもうギブアップ寸前なんです……。（;´Д⊂）　　
もう最後のほうなんか、忍耐力の限界が来て、未読なのにCtrlｷｰを押して、無理やりスキップして、話を飛ばしてました。
そうしないと、挫折しそうだったんです、もう、それぐらい辛かった。
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ああ、どうか、他キャラはこういうタイプの人間じゃありませんように。
とりあえず、これで一回目の感想を終わります。
全然褒められなくてごめんなさい。